Ole:「ビーチ・ボーイズの『FRIENDS』というアルバムには影響を受けた。シンプルなんだけど、びっくりするような深い曲(もちろん、アルバムのテーマが“フレンドシップ”だという理由もあるけど)がいっぱいあって未だに驚かされるし、ディープなアルバムだなぁって思う。シンプルで、人々に話しかけているようでいて、リッチで複雑な感じ。それと同時に、それぞれの楽器がとてもクリアーに“しゃべっている”かのようで。サウンドには開かれた空間みたいなものがたくさん存在していて。だから(このアルバムから)学ぼうと思ったし、『FLAIR
FOR DARJEERING』を演った時のアプローチとは違うものがあった。アメリカの『HIDEWAY』、スティーリー・ダンの『KATY
LIED』みたいなやつとか、トッド・ラングレンの『RUNT』みたいな、70年代初期のアメリカのソフトロックのハーモニーが入ったアルバム全般に興味があった。まぁ、僕達が次回も同じことを言うとは限らないけどね。レディバグ・トランジスターは最近のバンドで、影響を受けた大好きなバンド。ニュートラル・ミルクホテルの『IN
THE AEROPLANE OVER THE SEA』は、僕の音楽の視点を変えさせてくれた。だけどもちろん僕達の音楽は、彼らのようなサウンドみたいにはならないんだ。それとは別に、オブ・モントリオールやガービルズ、ザ・バンド、ヒップホップやR&B、ハードロックも聴いている」
3. レコーディングはどんな感じで行ったのですか?
Ole:「基本的には2001年夏に半分の曲を録って、2002年春〜夏に残り半分の曲を録った。最初の半分をやった時、何曲かの曲中にトランペットが必要だった。オスロで僕達の友達FRODE(Hype
City Records)のノルウェーでのツアーをオーガナイズした時、ガービルス(とグレイト・レイクス)と一緒にプレイした。その時、ガービルスとニュートラル・ミルクホテルのスコット・スピレーンにお願いしてみようと思ったんだ。結局はアセンズのフォーク・バンド:ケヴィン・バーンズ、ジェイミー・ハギンズ、レイトB.P.ヘリウム、ピート・エルチック、へザー・マッキントッシュが貢献してくれた」
4. 曲作りは誰が行っているのですか?私の好きな曲は“In The City In The Morning”です。
Ole:「うまく言えないけど…、僕達のショウは“Adrift”で始まって、次の曲は“In The City In The Morning”なんだ。普段は大抵“Line
Up”か“Quay West”で終わるんだけど…これで僕達の曲の好みを大体判ってもらえるんじゃないかな。僕と僕の兄(弟)で、ちょうど半分ずつ書いているよ」
【僕達は、ボート職人の4代目なんだよ!】
5. アルバムのコンセプトはありますか?
Ole:「全体的な“何か”を考えていたことはあった。ドラマーのEmilが、彼のバンドのセレナ・マニーシュに専念するために、レコーディングの後バンドを去ってしまったので、“仲間であること”を意識した面もあったかもしれない。僕達は、バンドの3人がリード・ボーカルを担当しているかのように一生懸命練習しながらアレンジを試みた。何回もトラックを取り直したにもかかわらず、一緒に歌った。Emilもまた、色んな楽器を演奏していた。初期の段階で、どうやったらファーストの頃よりも違った仕上がりにすることが出来るか話し合った時、Emilの演奏やアイディア、どうやってプレイすれば良いのかなど、彼がアルバムの色んなことに貢献してくれたことを言わなければならなかった。彼には影響を受けた。それとは別に、僕と兄(弟)はボート職人の家族だってことが曲のモチーフに隠されていることも言わなければならない。僕達は職人として働いているわけではないんだけど、4代目なんだよ。僕達はボート作りはしたことが無いんだけど、小さい頃にボート工場で過ごしたんだ。アルバムのテーマは基本的には、音楽がいつも家族の大部分を占めていた“4代目としてのプロダクト”であって、1〜3代目がやってきたことを続けるために作っている感じ。ボート職人の家族としての視点で、小さな世界から僕達のUSレーベルHappy
Birthday To Meのあるアメリカ…フロリダ、キー・ウェスト、パナマ・シティみたいな大きな世界に出ることについての曲を見つけることが出来ると思う」
Ole:「ノルウェー〜スカンジナビア出身の良いバンドって、ターボネグロやヘリコプターズみたいなハード・ロック・バンドなんじゃないかなと思う。ノルウェーのベスト・インディポップ・バンドは、ニュー・アルバム『TREBLE
WITHOUT A CAUSE』のミキシングを終えたばかりのテイブルスなんじゃない?インディポップならやっぱり、Perfect Popのバンド達をチェックするべきだと思うよ」