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INTERVIEW&TEXT:中村朱音さん(ASKIL HOLM FAN SITE IN JAPAN / NORockW

1.まずさいしょに、メジャーデビューおめでとう!良いリアクションが返ってきてるところかな?『Daydream Receiver』はあなたのいままでやってきた音楽の集大成となり、また、新たなスタートを切ったとも言えるのでは?

どうもありがとう。『Daydream Receiver』は自分にとって、とても近く感じられるリリースなんだ。いままで14年間演奏してきて、アルバムを作るってことは、自分にとって大きな大きなステップだったんだ。もっと多くのマテリアルが必要だったんだけど、スウェーデンに行って録音するまで仕上がってなかったんだ。アルバムは、僕らがスウェーデンに到着したのちに形作られ、完成したんだ。そういったことにものすごく興奮したよ。すべてのどの曲も演奏するのが本当に好きなんだ。

2.ツアーはどんな感じ?うまくいってる?

ツアーの最初のほうの日程は終了したんだ。約2か月に及んだものだったんだけど、曲についてはみんなとても満足しているし、それらがアルバムでよりもライブでどんなふうに力強く成長していくかということについてもね。ショウではもっと多くのエネルギーが溢れてるし、バンドについてはとてもハッピーなんだ。彼らはほんとに一緒に演奏してて興味深いよ。この夏、いくつかのフェスティバルで演奏したいと思ってるんだけど、まだ何もわからないんだ。

3.あなたはデビューアルバムを自分でプロデュースしたわけなんだけど、いくつかのレビューはそれについて書いていたし、ひとつのレビューはまた、それについて少し心配もしてた。CDのクレジットを見れば、あなた自身であまりにも多くのことをやりこなしてるっていうことにも気付くし。なぜ、自分でやろうって決めたの?多くの人が言ってたように、あなたってハイパーアクティブすぎじゃない?

へへ、僕がハイパーアクティブかって?たいへんな仕事を仕上げなきゃならない時には、24時間働いて、ほんのちょっとしか寝ないって言わなくちゃね。自分でアルバムをプロデュースすることについて恐れはなかったよ。次のアルバムではプロデューサーとやりたいなと思ってるけど。どうして自分自身でやったかっていうと、『Daydream Receiver』で『Seven Days in the Sun EP』に対して思っていたことを完成させたかったからなんだ。さらに違った曲とともに、アルバムが同じようなフィーリングを持っているように。サニー・ポップソングだけじゃなくて、アルバムにはもっと深さが欲しかったんだ。Silence Studioでの最初の日から、このアルバムにこういったフィーリングが欲しいんだってことをとらえてたんだ。スウェーデンのAnders LindとオスロのUlf Holandとともに働いて、このアルバムのサウンドはより良くなったけど、そういったもの後ろにあるのは僕のアイデアなんだ。

4.さて、どうしてあながた音楽にのめり込んだのかとても興味があるんだけれど。それはいつのことで、そういった最初の頃、どんな音楽が一番印象的だったのかな?ところで、いくつの楽器を演奏できるの?

ギター、ピアノ、ドラムス、ベースそれに唄えるよ!残りは、他の人たちに僕よりうまくやらすよ。へへ。音楽にのめり込んで15年になるけど、全てのアーティストライフを愛してるんだ。レコーディング、ツアーに曲を書くこと、それが僕の本当に好きなこと。たくさんの違った音楽スタイルのものを聞いていたけど、今、なおもっと多くのものに興味を持ってるよ。サイケデリアなものから、クラシック、ジャズ、ポップ、ロックそれにブルースですらね。音楽を始めた時、何か、こんな感じの音が欲しいって思ったそのサウンドを、バンドとともに作り出せるっていうことに非常に感銘をうけたんだ。1990年にナムソスで2人の友達と一緒に始めたんだけど、いまだに数名の当時と同じ人達とやってるし、願わくば、ありきたりなノルウェーのシンガーソングライターとは違ったサウンドを作りだせるようにと思ってる。

5.それから、ATTACK。とてもユニークで良いバンドだったと思うんだけれど、ノルウェー語で唄ってたんだよね?どうやって始めたの?当時、自分自身で録音とか始めてたのかな?また、ATTACKのものを再リリースする予定なんてある?

Attackは1990年に結成されて、Guns n' Rosesとか、いくつかのノルウェーのバンド、当時めちゃビッグだったDum Dum Boysなんかのカバーから始めたんだ。僕は10歳の時から自分の曲を書きはじめたんだけど、おそらく、僕ら、5年くらいめちゃくちゃ練習したよ。それから、数年のとても成功した日々のあと、オリジナルメンバーから2人が抜けたんだ。英語とノルウェー語で20曲くらい作ったんだ。それらはナムソスの他のバンドとともに、4枚のリリースになったんだ。それらが再リリースされることは決してないよ。

6.あなたは自分のレーベルをやり続けてるし、自分のCDEPもそこからリリースしたよね。どうやってApache Recordsを始めたの?そのアイデアはどこからきたの?

アイデアは、僕にとってとても影響の大きかったSub Popレーベルからきてるんだ。シアトルからの音楽が大好きだったし、自分でそんなふうに何かを始めたかったんだ。最初は自分のものをリリースするためにだけだったんだけど、今では、5枚のEPとLPをこの2年間でリリースしてる。http://www.apache.no/でそれらについてもっと知ることができるよ。

7.そして、なぜユニバーサルと契約する決心をしたのかな?多くのメジャーレコード会社が話をしてきたと思うんだけれど。

ユニバーサルはノルウェーではとても評判がよくて、全てにおいてとても感じが良くて、本当に気に入ったんだ。たくさんのノルウェーのメジャーが興味をもってたんだけど、でも、最後には、ユニバーサルだけが僕を引っ張り上げてくれて、現在のようにしてくれたんだ。

8.あなたの音楽ってキャッチーで、もちろん、良い意味で、それにとてもパワフルだし、ときにはほんとうにニートで、たくさんの違った音楽を演奏してるよね。それに、特にライブではめちゃめちゃロック!!!してるし。そういった曲のためのアイデアをどうやって得るのかな?何がインスパイアさせるのかな?

常に、インスパイアされてるよ。本を読む。音楽を聞く。僕の1日を明るく照らすような短いキャッチーなメロディーを考えるのが大好きなんだ。悲しい曲はを作るのは、僕が落ち込んでる時。それは、へヴィな日々から、音楽を書くということで僕を救ってくれるんだ。

9.思うに、あなたって、ほんとうにいろんな音楽を聞くと思うんだけど、ジャンルとかそういったしょうもないことは気にしないみたいだね。好きな音楽やミュージシャンについて教えてくれる?

自分についての影響ってことはとても気にかけてるよ。全てのものを聞くけど、でも時には全く音楽じたい聞かないこともね。小さい頃からたくさんの種類の音楽を聞いてたんだ。Iron Maiden、MatallicaやKissからはじまって、90年代初期にグランジやインディーが僕をとらえるまで、Guns n' Rosesに3年間はまってた。1993年にノルウェーのMotorpsychoにでくわすまでは、数年間、シアトルが全てだった。Motorpsychoはナムソス、僕のホームタウンで演奏したんだけど、もう、彼らの音楽にぶっとんじゃったんだ。どうやってひとつのバンドが全てを持つことが出来るんだ?自分自身に問いかけたけど、答えはでなかった。でも、たった一つだけ確かなことがあった。新たなるpsychonautの誕生。それから、今まで、僕は世界中のありとあらゆる音楽を聞くよ。John ColtraneからBlurそれからChemical Brothersそして、僕がいるところにいるんだ。自分自身の音楽を作るということ、そして、自分自身はすべてのアティテュードを持ってるすべての男性にも女性にも影響を受けるんだ。
注:Motorpsychoのコアファンはpsychonautと呼ばれています。

10.あなたの音楽はここ日本で注目されてるって言わなくちゃね。それについてどう思う?それと、あなたのバンドのメンバーについて私たちは知らないから、それぞれを紹介してもらえるかな。

日本に行きたいよ!ブッキングエージェントとプロモーションをしてくれる人達が必要なんだけど、現在のところ、ノルウェー国内に重点を置いてるんだ。国外に出るまえに、出来る限りたくさんツアーをしたいんだ。ソロアーティストである場合は、最後まで到達するのはとても難しいことなんだ。それに、僕はそれぞれのコンサートの為に僕のバンドに支払わなくちゃならない。ソロコンサートをやりたいなって思うんだ。もし、誰かツアーするのを助けてくれるなら素晴しいよ!

バンドにいるのは:
Bård Ingebrigtsen <23 years: Guitar and vocals>
(ボール・インゲブリッセン)
ナムソスっからの僕の一番近い友達。僕らは10年一緒に演奏してて、お互いに良く知ってるんだ。良いソングライターであり、共同プロデューサー。僕と演奏する以外に、彼自身のバンド、Jamesbandでもプレイしてる。

Morten StrØm <25 years: Bass and vocals>
(モルテン・ストロム)
彼はTugboatの元々のメンバーで、ナムソスのJamesbandでも演奏してる。そして、僕の親友のひとりなんだ。僕らは10年前にThe Unhappy Babes with the raped babes with aids...へへ...なんていうバンドをやってたんだ。ぼくらがやった一番病的なことだな。カバーソングとそういうあほなことやってたんだ。今彼は曲を書くことに熱中してて、天才的なベースプレーヤーなんだ。

Freddy BolsØ <30 years: Drums>
(フレディ・ボルソ)
別の惑星からのドラマー。ガールフレンドを通して彼のこと知ったんだけど、その日以来、僕らはいい友達なんだ。とても良いドラマーで、彼はもともとBlood Red Throneってバンドにいたんだ。彼が以前住んでたKristiansandのデスメタルバンド。かれはKristiansund出身で、2番目に新しいメンバー。2001年に、CadillacのSveinar Hoffと入れ替わったんだ。(注:KristiansundとKristiansandは別の都市です)

Daniel Hovik <23 years: Keyboards and vocals>
(ダニエル・ホヴィク)
彼は新しいメンバー。Sander Olsenと入れ替わったんだ。Attackで一緒に演奏していた。彼はKristiansandのHugoってバンドで演奏してるんだ。とてもよい友達で、一緒に演奏するのは最高なんだ。

Additional members:
Sjur Miljeteig <Trumpet>
Mathias Eick <Trumpet from Jaga Jazzist>
Stian Omenås <Trumpet>
Lars Horntveth <Saxophone from Jaga Jazzist>
Klaus Holm <Saxophone>
JØrgen Munkeby <Saxophone ex Jaga Jazzist>
注:ノルウェー語の発音を日本語に置き換えるのは難しい部分もあります。『Ø』はオとエの間くらいで実際に聞くとかなり違う印象を受けるかもしれませんのであしからず。

11.最近、ベルゲンからの音楽が他の国でポピュラーになりつつあるよね。ここでもそうなんだけど。それについてはどう思う?わたしはTrØnder Rockが必要!なんだけど。いくらかの人達はBergen VS Trondheimなんて言ってるけど、どう思う?

Bergen VS Trondheimだとは思わないよ。ノルウェーからの全ての音楽は今、本当に良いと思うよ。ノルウェーはロックの新星なんだよ。でも、TrØnder Rockのほうがいいよね...へへ。
注:TrØnder Rockというのは、TrØnderag地方のロックと言う意味で、TrondheimやNamsos近辺のことを言います。

12.おすすめの他のバンドや音楽を教えてくれるかな?

今、3枚のアルバムをお勧めするよ。
Tom Mcrae / Just Like Blood
Sgt Petter/ It's a record
Turboneger / Scandinavian Leather
それから、Apache Recordsからの新しいバンドはThe Reel。彼らのアルバムは2004年の1月にリリースされるんだ。まだ、タイトルは決まってないんだけど。

13.さて、何かまだ言いたいことはある?それから、日本の音楽ファンにメッセージをもらえるかな?

ノルウェーの音楽がいまだかつてこれほど良かったことはないよ。そういった新しいノルウェーのバンドが数年内に日本で君たちの為に演奏できることを願うよ。僕は本当に日本をツアーしたいんだ。それで、もし、誰かツアーをブッキングしてくれる人がいるなら、メールを送って欲しいな。サイトhttp://www.askilholm.com/を見てね。

ASKIL HOLM / DAYDREAM RECEIVER

Askil含む3人の運営によるノルウェーのインディ・レーベルAPACHE RECORDSから、2001年にシングル“BOY WITH THE BOOMERANG”でデビュー、翌年のセカンド・シングル“SEVEN DAYS IN THE SUN”とREC 90コンピ『THIS IS NORWAY』に収録されていた“TRAMPOLENE(SEVEN DAYS〜にも収録)”で日本でも火が付きはじめ、インディ・ポップロック・ファンの間でも話題に。ベスト・ライブ・アクトとベスト・ソング・オブ・ジ・イヤーを受賞するなどして、自国ノルウェーでも脚光を浴び、メジャー・レーベルであるUNIVERSAL NORWAYとの契約を果たした。そして、待望のデビュー・アルバムが遂にリリース!ひたすらキャッチーなメロディと元気なギター・サウンドで、クラブでガンガンかかるような盛り上がり必至のポップ・ロックがいっぱい!

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