“ファイアーステーション・タワー”はクロース・ロブスターズのシングルB面の曲から名付けられ、1970年ベルリン生まれのウヴェUwe、アニッキAnikki、ジャンJanの3人によって1998年に設立された、ベルリンのレーベル。今や伝説となりつつある大名盤、第一弾リリースのバズーカ・ケイン10インチ『Viele
Grube』をリリースした頃から既に注目されていました。ちなみに私はその当時ヴィ二ール・ジャパンで働いておりまして、コレ聴いた時は衝撃が走ったものでした!今はなきドイツのディストリビューターEUROPEAN
MUSIC PROVIDER(E.M.P.)のGabiさんという人が営業で日本を訪れ、彼女からバズーカ・ケインの生写真をもらったり(お店に飾ってあります)、同時期にアプリコット・レーベルからデン・バロンの7インチも出た頃で、なんだかドイツのインディ・シーンって面白そうだなぁ〜と感じていたものでした。その後セレステ〜シャーロッツ〜ジェントル・チューズデイ〜ピロウ(元シーシェルズ)といったようなスウェディッシュ・インディポップ・バンドのリリースや、PAUL!よりアルバム『35
Sommer』をリリースしたばかりのシャイ、日本でも若干ブレイクしたスタカン風味のゴールドストーンド、サイコーにソウルフルなナイス・ポップ・チューン「Girls
Use Deodorant These Days」を届けてくれたアヴォカド・クラブ、素敵なエレポップを奏でるホルムやモノスターズ、ドイツのスペアミントことグルーヴィー・セラー、スタカンのカヴァーが良かったラトなどなど、自国のグレイト・バンド達も輩出。他、日本のマイ・コーヒー・モーメント、ハンガリーのアンバー・スミス、スペインのファインなどもリリース済。さらに80年代のUKを中心としたネオ・アコースティックバンド達のリイシューに力を入れ、デザート・ウォルヴス〜アンビシャス・ベガーズ〜ホット・レイン〜センセーション〜モリソンズ…といった貴重な音源を世に送り出し、コンピレーション『ザ・サウンド・オブ・レミントン・スパ』シリーズも大人気!元デザート・ウォルヴスのヴァーモント・シュガーハウス〜アンビシャス・ベガーズ復活劇も実現させたりして、リスナーを嬉しい気持ちにさせてくれました。が、レミスパVOL.3のリリース後タワー・レコードからのクレームにより“ファイアーステーション”と改名。次のPOROUS〜STEVE
O'DONOGHUEが出るまでに時間を要したため、レーベルの存続が心配されましたが、モリソンズ〜レミスパVOL.4のリリース予定があることを発表。レーベル・ロゴやディストリビューションも新たに心機一転・見事復活!今後はハンブルグ出身ODGENS、BLOODY
MARYS編集盤…といったようなリリース・プランも有り、自国のブリットポップ風味のバンドと80〜90年代UKギターポップのサポートを中心としたリリース展開があるものと見受けられ、非常に楽しみ!これからも、インディ・ファンから絶大な支持と信頼を得ていくことでしょう。